死ぬ事以外かすり傷

いつか絶対に幸せになってやる

父の夢はYouTuber

 

 

今日は父が少し落ち込みながら帰ってきた。

 

いや、今日は、というよりも、ここ数年元気に帰ってきたことはないような気がする。

 

 

 

私の父は、26年間お茶の会社に勤めている。

ずっとずっと営業マン。

正直、父には営業は向いてないと思う。

 

人の心はわからないし、短気、笑顔も下手くそ、営業マンのくせに突然坊主にするし、

本当にびっくりするくらい不器用だと思う。

 

会社が大きな会社に吸収されてから、自由に仕事ができなくなって、年下の上司に叱られ、部下にもうまく指導ができない。

どうしたらうまくいくんだろうって46歳になってもずっと悩んでる。

あまりにも元気がないし、大好きな焼鳥も食べる元気がなく、うつ病を疑われているらしい。

 

 

 

ここで話は変わるが、私は最近とてもYouTuberにハマっている。

 

YouTuberは、本気で職業として馬鹿なことをしていて、だけど自分ではなかなかできないことをやってくれるから面白いなぁと思う。

 

特に、定番中の定番であるメントスコーラは実は中学生の時からやりたいけど怖くてやれなかったことランキング第一位になる。

もし、あの時メントスコーラをYouTubeにあげていれば私はHIKAKINをも抜く日本一のYouTuberになっていたかもしれない。

 

冗談はさておき、

 

この間の休日、いつものように大好きな東海オンエアを見てケラケラ笑っていた時、

 

後ろから父が突然、

 

「パパ、YouTuberになりたい」

 

と言ってきた。

 

冗談というにはかなりマジなトーンで言ってきたので、私はちょっとびっくりしつつも冷静に考えた。

 

もし、父がYouTuberになるとしたら何系のYouTuberがいいだろう?

 

HIKAKINのように面白おかしく子供たちも楽しめるような動画を作る才能は父にはないと思う。

東海オンエアのように天才的な企画力はない。

最近流行ってる物申す系はどうだろうか。

一人でやっても面白くないから、私も便乗して親子YouTuberとしてこれからやっていくのもアリか?

 

と色々なパターンを考えた。

 

 

 

父の歳でこれから転職をして、新たな職につくのは更なるストレスがかかるだろう。

それならば、YouTuberになる道も悪くない。

 

父がYouTuberになりたい!

と本気で思うのであれば私は応援する。

 

そして、私もYouTuberになりたい!

楽しいことをしてお金を稼ぎたい!

 

 

是非、親子YouTuberが活躍する日を期待していて頂きたい。

 

 

 

それでは今日もお疲れサマンサタバサ。